平成二十二年 八月(葉月)の言葉
人にどうこう言うのではなく、自分を変えて行きましょう。
当時19歳だった私は突然思い立って山の中の洞窟で一ヶ月間、行をしました。
その時洞窟の外で食事や衣服などの世話を3人の方がやって下さいました。
過酷な行を終えて私が気付いたこと─
それは“人は一人では生きていけない”ということ。私たちは毎日当たり前のように暮らしていますが、決して自分一人の力ではありません。
このことをあらためて考え、日々自分を振り返って下さい。
毎日生活していく中で、勝手に人のことを決めつけてあれこれいう事は一番ダメなことです。
しっかりと会話をする、分からないことがあれば聞く、これを心掛けて下さい。
人を知るということはとても時間のかかることです。
そして人にどうこう言う前に自分が変わることが大切。
そうすれば状況は必ず良くなりますよ。
結局は全部自分なのです。
もし間違えた言動、行動をとってしまったら心の中で謝り、修正する癖をつけましょう。
私たちはそれぞれ役目があります。
みんなで協力して前に進んでいきましょう。
今月の教え
自然の恵み、御先祖様に感謝
両親、周りの人々に感謝
今、あることに感謝
感謝の心に不満なし
感謝の心すなわち
おもいやりのこころ
見返りをもとめず
押しつけることなく
比べることなく
自己満足ではなく
自己中心ではなく
つもりは所詮つもり
周りが一番、自分は二番
日々感謝、日々反省
楽しき人生なるか