平成二十三年 八月(葉月)の言葉
相手の立場に立って物事を考えましょう。
何か悪いことが起こった時、その原因を亡くなった人や土地の仕業にする人がおられます。
時にはそれが原因ということもありますが、
しかし、必ずと言っていいほど自分自身に問題があるのです。
目に見えないもののせいにすることは楽ですが、それでは何も解決しません。
自分の行いや言動を振り返ると、意外にも解決策は早く見つかるものです。
今年もお盆が近づいてきました。ご先祖様は常々、あなたの行い、心の中をみておられます。
そのことをしっかり意識し日々頑張っている姿をご先祖様に見てもらいましょう。
人に対して何かをするときは必ず、もし自分がされたら言われたら、とおきかえて考えてください。
思いやりの心、情を持つのです。そして、自分の中に隠し事をせず真正面に生きていきましょう。
ただ、私も含めて人間は１００％完璧にはできません。
そういう生き方ができるよう、日々自分を振り返り努力し続けることこそが大切なのです。
毎日、その日その日が１からの始まりです。
今月の教え
自分が常に一番ではない。
二番でも三番でもない。
自己主張し過ぎてはだめ。
何事も過ぎないように！