平成二十三年 九月(長月)の言葉
相手の立場に立って物事を考えましょう。
皆さん今年のお盆はどう過ごされましたか?
進んでご先祖様に手を合わされましたか?
しなくては何か悪いことがおきるんじゃないか、などと義務的な気持ちでご先祖様と向き合うのは間違いです。
亡くなった方は私たち子孫の幸せを願い、応援しておられます。
今自分があることに感謝しつつ、進んで手を合わせましょう。
「先生、よその親はたくさん財産を残して楽をしているのに、私の親は全く財産を残してくれませんでした」などと言う人がいます。
財産がなければつくればいいのです。自分の生活や健康は全て自分自身に責任があります。
それを親のせいにしてはダメです。不満しかない人には喜びはありません。
今一度自分を振り返り、律して下さい。
また他人に対して何かを言うとき、行動するときは、常にその人の気持ちになって考えましょう。
私たちは一番でも二番でもありません。
上を見たらきりがない、下を見てもきりがありません。“人と比べることならず”です。
今月の教え
今、分からない、できない、
それで終わらせず
できるよう努力すること
常に前向きに
五体満足であることに感謝し
他力本願ではなく
自分でできることは自分でしましょう。