平成二十四年 四月(卯月)の言葉
困った時だけ神様仏様に助けを求めてもダメ!
皆さん春のお彼岸はどのように過ごされましたか?
お彼岸とは亡くなった方が浄土へ行くために、
一つ上の段階へ上がっていただく期間です。
私たちがこうして毎日過ごせているのもご先祖様に守っていただいているからです。
お彼岸に限らず、常日頃からご先祖様に感謝の心を持って過ごしましょう。
浄土へ行き、子孫を守るために〝行〟をするのが仏様のお役目です。
そして、神様は私たちの生活や仏の世界を広く守っていらっしゃいます。
神様に向かう姿勢も仏様に向かう姿勢も同じです。比べる必要はありません。
自分勝手なお願いや、普段何もしていないのに、
困った時だけ神様仏様に助けを求めてもダメです。
日頃から感謝の気持ちを持ち、今一度自分の生き方、行動を振り返って下さい。
間違いがあれば、それを認め、言い訳せず、正していきましょう。
今月の教え
自分が一番ではなく、
人とともに、ご先祖様とともに、
自分がある。
感謝の気持ちを持って、
日々過ごそう。