平成二十四年 九月(長月)の言葉
人の恩は決して忘れずに。
今月は〝恩〟についてお話させていただきます。
私たちが、今こうして元気で生きていられるのも、
その時その時、多くの人の助けがあったからです。
私も昔、沖縄にいた頃、食べることに苦労した時期がありました。
そんな時、親類がお米を分け、助けの手をさしのべてくれました。
今でもその恩は決して忘れません。
食べれるようになったからといって、
米を10kg、20kg返せばいい、という問題ではありません。
人の恩はいくら返しても、返しきれるものではありません。
時間が経つと、恩を忘れ、自分勝手になってしまいがちです。
そうすると、全てが上手く行かなくなっていきます。
人のせい、物のせいにせず、自分自身を今一度振り返り、
人の恩に感謝し、間違っていたなら、心の中で「ごめんなさい」と謝りましょう。
今月も恩を忘れず、今あることに感謝の気持ちを持って、
一日一日を精一杯行きましょう!
今月の教え
背を向けている人に
ご先祖様は力をかさない。
「力をかして下さい」
「守って下さい」
「気づく様、教えて下さい」
と心の底から手を合せ、
自分自身も日々努力する。
ご先祖様はいつもあなたを
見守っておられます。