平成二十五年 三月（弥生）の言葉
宗教とは教えの根本・始まりです。
最近、バラバラな家族が多いように思います。
家族間のコミュニケーションが取れていないと家の中も暗くなり、
仕事も上手くいかないものです。
やはり会話。それぞれが考え方を変えていきましょう。
少々生き方が下手でも毎日一生懸命生きていれば、ご先祖様は守って下さいます。
「今が頑張り時」という沖縄の言葉があります。
自分に対して喝を入れる言葉です。
感謝の気持ち、素直な心で、もっと頑張りましょう。
しかし、神仏は上辺だけでなく、私たちの腹の中を見ておられます。
困った時だけの神頼みでは、願いは通るはずがありません。
祖父母がいて親がいて、今の自分がある。
感謝の気持ちと、日々ご先祖様を敬う気持ちを持つ。
そうすれば望むものが手に入ります。
勝手都合、法外なものは無理ですが、本当に必要なものはきっと与えて下さいます。
宗教とは哲学です。
「これをしてはダメ」という教えの根本のようなものです。
何教、何宗などは関係がありません。そこで使う言葉が違うだけです。
宗教とは教えの根本、始まりと考えてみて下さい。
春のお彼岸も近づいてきました。
お彼岸はご先祖様にひとつ上の段階に上がっていただく期間のことです。
私たちもご先祖様と一緒に前進できるようしっかり供養させていただきましょう。
今月の教え
〝腹を決めて願う〟
人が何を言おうが
揺るがない気持ちを持ち
心の底から神仏に祈る
そうすればおのずと願いは通る
中途半端では通らない