平成二十五年 十二月（師走）の言葉
人の話はしっかり受け止めましょう。
人の話しを聞くとは〝聞き流すのではなく、しっかり受け止めること〟です。
悪い行いや間違ったことをしても「ばれなければいいや」とか「罰が当たってもいいや」
などと居直っていませんか？
仮に、本人は罰が当たって死んでもいいと思ったとしても、
その通りの結果にはなりません。
例えば、寝たきりになったり、食べるのにも困る生活になったりと、死ぬこともできず、
想像した以上のことがやってきます。
本人にこなければ家族にくる場合もあります。
身勝手な判断・考えは一切通りません。
そうならないためにも間違いは間違いと認める心が大切です。
しかし、謝っても許されない罪もあります。
素直に罰を受け、悔い改めましょう。
先日、あるご夫婦が子どもさんのことで相談にこられました。
そういった問題の原因はまず、親にあります。
厳しいお話もさせていただきましたが、解決したいという、
お二人の覚悟を聞き、受けさせていただきました。
物の考え方・腹の決め方で物事は動いていくものです。
中途半端では解決しません。
〝現世利益〟― 今この世で利益を受け取るために日々考えましょう。
今月の教え
人の話を― 受け止めるのか
聞き流すのか
忘れてしまうのか
その人次第
厳しい言葉と取るのか
当たり前と取るのか
それもあなた次第