平成二十七年 四月（卯月）の言葉
本当の意味での〝親〟になろう。
〝親〟とはどういうものなのでしょうか。
子どもを産んだから、親になるわけではありません。
親という字は様々解釈がありますが、木（子ども）の上に立って、成長を見る、
という意味だと思います。
優しい言葉ばかりかけ、甘やかし、子どもの言うことは何でも聞く―
それは親とは言えません。
して良い事、悪い事、何故良いのか、何故悪いのかをしっかり教える―
それが親の役目です。
会社などの組織においても同様。
〝育てる〟とはどういうことか今一度考えてみましょう。
子どもは親のすること、言うことをしっかり見ています。
子どもの仕草や態度を見て、おかしいなと思ったら、
それはあなたが知らず知らずにしている行動や言動に原因があるかもしれません。
まず自分を振り返ることが大切です。
そして、様々な角度から物事を見るよう心掛けてください。
自分勝手な解釈や自分の家だけで通る常識ではなく、
どこへいっても通用する考え方を身に付けていきたいですね。
物事を見る角度が広くなればなるほど、
本当の親に近づいていけるのではないでしょうか。
木（子ども）は成長すると私たちに色々な種を与えてくれます。
親も子どもと一緒に成長し、自分自身を磨いていきましょう。
ご先祖様には感謝しかありません。
生前の姿を思い出し、心の中で声をかけてください。
そうすれば亡くなられた方も神仏もヒントをくれたり、
他の人を通じて気づかせをしてくださいます。
ご先祖様は全てを観ておられます。
嘘偽りを重ねるのではなく、正直に生きましょう。
さあ、新しい季節の始まりです。夢や目標をしっかり立ててください。
自ら望まないと決して叶いません。
望んでも叶わないなら、それはあなた自身に原因があるのです。
私たちは決して自分ひとりの力では生きていけません。
周りの全てに感謝し、自己を振り返り、今月も健康に過ごしましょう。
今月の教え
我を知れ
人に変化を求める事ならず
我が心を正せ！
人が見ていようが見てなくても
神仏は心の中を観ている
我が心を正せ！