平成二十七年 七月（文月）の言葉
全てはあなたの努力次第。人のせい、社会のせいにしてはいけません。
「こんなに先祖供養しているのに、全然、良い事が起こらない」
―そんな言葉をよく聞きます。
自分にとって良い事があるから供養をするのでしょうか？
良いことがなければ、しないのでしょうか？
それは供養とは言いません。
自分勝手な考え方ですね。
供養とは〝供に養う〟と書きます。
まず、健康に日々過ごせていることに感謝することが大切です。
あとは自分の努力次第。
思ったようにいかない原因はあなたにあります。
人のせい、社会のせいにしてはいけません。
何をしたいのか、そのためには何が必要なのか、しっかり考え、見直していきましょう。
私が「あなたは、○○はしていますか？」と質問すると、
「あの人もできていないじゃないですか」と
自分のことは差し置き、人と比べて話す人がいます。
その方は、現状を見つめることをせず、自分を守っているだけです。
人は生まれも育ちも、現在の環境も違います。誰一人同じ条件の人はいません。
人と比べることに意味はありません。
言い訳をするのではなく、自己を振り返り、反省してください。
ご先祖様は努力する人には力を貸してくださいます。
ご先祖様や親からの教えをしっかり聞き、努力し、
それを次の世代に伝えていくことが大切です。
成長する姿を亡くなった方々に見ていただきましょう。
それが一番の供養です。
今月の教え
百の知識より一つの経験
まず、行動を起こそう。
焦らず、怠らず、日々精進