平成二十七年 十月(神在月)の言葉
〝生きる力〟には大きなものがあります。
私たちが決して勝てないもの―それは自然の力や病気です。
それらとは争うのではなく、仲良く、共存していかなければなりません。
洪水や地震などの自然災害によって一瞬で命が終わってしまうこともあります。
人間はちっぽけなものです。
しかし〝生きる力〟には大きなものがあります。
死に怯えるのではなく、今出来ること、今しか出来ないことを、
先送りせず、目標を持って、努力することが大切です。
人のせい、周りのせいにせず、自分に真正面から向き合ってください。
心に思うこと、頭で考えること、口に出すこと、これらをなるべく一つにしたいですね。
そうすれば、できることが一つずつ増えていきます。
一つ実現すれば、また一つ…と。
その中に、生きる喜びや楽しみも見つけていきたいですね。
努力している姿をご先祖様は喜んで観ておられます。
きっと後押ししてくださるでしょう。
あらためてご先祖様、両親、周りの全てに感謝です。
この世に生きて成仏しましょう。
今月の教え
〈六波羅蜜〉
一、お互いに尊敬し、助けあいましょう(布施)
二、世の中の決まりを守りましょう(持戒)
三、何事も辛抱強く貫きましょう(忍辱)
四、正道に努力し、自分の勤めを真剣に励みましょう(精進)
五、常に心の落着きを保ちましょう(禅定)
六、信心の眼を開いて、物事を正しくみましょう(智慧)
※ご先祖様と私たちが一緒に実践し、幸福な人生、明るい家庭、住みよい社会を築いていきましょう。