平成二十八年 三月(弥生)の言葉
この世に生まれ、この世で生きている間に幸せになりましょう。
この世で人間ほどやっかいなものはありません。
他の動物は素直に生きています。
人間だけが、自分勝手にあれこれ考え、怒り、悩み、嫉妬します。
確かに私たちは聖人君子ではありません。誰でも間違いを犯すものです。
だからこそ、日々を振り返り、間違いがあれば素直に認め、
正していく努力をし続けるしかありません。
世の中が、行政が、法律が…周りのせいにしては駄目です。
「見られていないから、聞かれていないから、分からないだろう」―
ご先祖様は私たちの行動・言動をしっかり観ておられます。
決して隠し通せるものではありません。
人はしてもらったことはすぐ忘れますが、
自分がしてあげたことはいつまでも覚えています。
気づいてください―周りの助けがあって、今のあなたが存在しているのです。
自分がしたことより、してもらったことのほうが何十倍も大きいのです。
生きること、それはまず、健康であることです。
きちんとした食生活を心掛けましょう。
同時に心の健康にも十分配慮してください。
そして、感謝と思いやりの心を持ちましょう。
努力を重ね、この世で生きている間に幸せになりましょう。
今月の教え
人を羨むことなかれ。
自分もそうなるよう努力しよう。
分からないことがあれば、
素直に教えを請いましょう。