平成二十八年 十一月(霜月)の言葉
感謝を忘れず、日々を振り返り、自分を知る。
意地やプライドだけでは生きていけません。
プライドは日々の努力の結果、自然と身に付いていくもの―人が認めてくれるものです。
自分で言うのはただの自我。
自我が強すぎると人の信頼を失うこともあります。
周りへの感謝の気持ちを忘れず、日々を振り返り、〝自分を知る〟ことが大切です。
私たちは決して一人では生きていけません。
多くの人が支えあいながらこの世界は回っています。
他人とは、じっくり付き合って、話し合って、関係を築いていきましょう。
自分本位の目線ではなく、もっと広い視野を持って、人を見てください。
そのためにも〝自分を知る〟ことです。
人は皆、不完全な生き物です。
悪い部分ばかり見るのではなく、良い所に目を向けましょう。
そして、良い部分を伸ばしていきましょう。
良い部分が増えると、悪い部分が目立たなくなってきます。
親、そしてご先祖様に感謝―産んでくれたから、今こうして、暮らせているのです。
そのことに満足してください。
満足しないから不満が出てきます。
悩みやトラブルを抱えているなら、解決に向け、努力を重ねるのです。
真剣に考えれば知恵が出て、中途半端なら愚痴が出ます。
必死の努力は報われます。上っ面では上手くいきません。
今月の教え
自我が強すぎると、
常識がなくなり、
偽善者になる。