平成二十九年 五月(皐月)の言葉
子どもに大切なことを伝えていくのが親の役目です。
「この子はいくら言っても言うことを聞かないんです…」―
そんなご相談をよく受けます。
しかし、聞かせるのが親の役目。
私たちはご先祖様から様々なことを受け継ぎ、今を生きています。
次の世代に大切なことを伝えていく大きな責任があります。
しかし〝伝える〟とは難しいことです。
ただ話すだけでは、思ったことの半分も相手に伝わりません。
子どもと向き合い、しっかりと噛み砕いて何度も繰り返し話してください。
そうすれば、きっと子どもの心に届くはずです。
私たちには寿命というものがあります。
長い人もいれば、短い人もいます。
残念ながら、それを知ることはできません。
だからこそ、悔いのない人生にしたいですね。
一日一日を大切に、時間に追われるのではなく、
時間を上手に使い、日々努力しましょう。
その積み重ねが、少しづつ良い結果へつながっていきます。
そして何より健康―自分は大丈夫とは思わず、
普段から予防し、少しでも体調が悪ければ、
後回しにせず、すぐに診てもらいましょう。
今月の教え
縁・恩・情を忘れずに、
〝心〟を大切に生きていこう。
喉元を過ぎれば
熱さを忘れるでは駄目です。