平成二十九年 七月(文月)の言葉
宗教・宗派は関係なく、故人を弔う気持ちが大切。
〝終活〟とは人生の最期を迎えるにあたり、
延命治療の有無や葬儀、相続などについて、あらかじめ考え、準備することです。
私の周りでも少しづつ、そういった方が増えてきました。
人には寿命があります。
それを認め、準備することで、残りの人生をより良く生きることができるはず。
元気なうちに考えてみましょう。
最近は葬儀が終わってすぐ、初七日を営むことが多いですね。
あらためて集まることは僧侶、親族とも都合が付きにくいようです。
慌しい現代社会においては、仕方のないことのようにも思えますが、
それは我々の勝手都合です。
初七日を終えてしまっていても、
亡くなられて七日目の日には故人を思い起こし、お経をあげてみてはどうでしょうか。
僧侶を呼ばなくてもかまいません。
宗教・宗派は関係なく、亡くなった方を弔う気持ちが大切です。
季節は夏へと向かっています。
健康には十分気をつけましょう。
目標に向かって元気に過ごしている姿を見て頂くことが、
ご先祖様に対して何よりの供養になりますよ。
今月の教え
自分の話ばかりするのではなく、
相手の立場から物事を見る・考える。
それから話しをしよう