平成三十一年 二月(如月)の言葉
良い種を蒔き、慶びの華を咲かせましょう。
神仏・ご先祖様の心は変わりません。
変わり易いのは人の心― 困ったことが起こった時は神仏・ご先祖様に一生懸命お願いし、願いが叶えば喜びますが、喉元を過ぎれば熱さを忘れるように、間もなく、ろくろく拝みもしなくなる人が多いようです。心当たりはありませんか?
神仏・ご先祖様、周りの全てに感謝の心を忘れてはいけません。
この世で起こることは天災を除き、全て自分に原因があります。
日々を振り返り、原因の元を作っている自分自身を正しましょう。
やたらと不平不満を言う人がいますが、自分が未熟者であることを公言しているようなものです。
自己中心ではなく、気遣いと思い遣り、感謝の念を持ち、目的目標に向かって、為すべきことを為しましょう。
中途半端な念では成就しません。自分自身を叱咤激励し、努力を積み重ねていきましょう。
今月の教え
善人は善をなし易い
悪人は悪をなし易い
聖者は悪をなし難い
愚かな者は悪い事をしても
その報いが現れない間は
それを密のように楽しむが
いずれ悪の報いが現れて
苦しみを受ける