令和二年 十二月（師走）の言葉
心身清浄にして憂いなし
魂の世界は幾千年、幾万年と言います。
その中で私たちは生きてせいぜい数十年。
稀に長寿の方もいらっしゃいますが、その方々は〝心身清浄にして憂いなし〟の境地にあり、身も心も元気です。
私たちも生きている限り、感謝と反省を繰り返しながら、精進している姿をご先祖様に観ていただきましょう。
限られた時間を大切に有効に使い、良い種をたくさん蒔き、次の世代に繋げましょう。
何事も一日にして成らずです。自身を振り返ってください。
何事にも懸命に努力してきましたか？
今どのような状況にあっても、その時々の岐路に立った際に、全てあなたが決めて選んできた結果です。
修正はいつでも出来ます。
しかし、身勝手な修正をしては意味がありません。
正しいアドバイスを素直に聞くようにしましょう。
修正に心地良いアドバイスはないと考えてください。
急がば回れの例えです。
また、何事を為すにもまずは今の自身の身の丈を正しく知ることが重要です。
自分を第三者的な視点で見つめ、何が足りて、何が足りていないのか、頭の中だけで考えるのではなく、紙に書き出して整理してみましょう。
人間には自分で出来ることと出来ないことがあります。
出来るようになるためには、人の知恵、手助け、経験、支えが必要不可欠です。
今月も健康管理に気を配り、為すべきことを積み重ねましょう。
今月の教え
袖振り合うも多生の縁
縁を大切にする人は
自身も家族も他人も大切にできる
縁を軽んじる人は
世間も視野も人間的にも狭くなる