令和三年 十二月（師走）の言葉
何事も因の元から
解決しましょう。
〝人〟という字を見ても分かるように、私たちは互いに支え合い、助け合いながら生きています。
それなのに、いつしか上から目線になり、自分のしたことだけ主張し、自分がしてもらったことを棚上げにしている方がいます。
お互い多少にかかわらず、その時々に支えや助けがあったからこそ、今が在るということを忘れてはいけません。
ありがとうを忘れた人にはありがとうは返ってきませんよ。
同じ一日を過ごすなら、明るく楽しく笑顔で過ごしたいですね。
苦味ばしった顔は周りを暗くするだけではなく、あなた自身も暗くします。
笑顔には笑顔が返ってきます。
上辺の平身低頭や口先だけの人は、いつしか人が離れ、本音で話せる人がいなくなります。
晩年は長く苦しく寂しい時が訪れます。
そうならないためにも、自分自身を振り返り、思い当たる節があれば、反省懺悔しましょう。
何事も因の元をたどらなければいつまで経っても解決しません。
人を羨むことなく、人にも自分自身にも嘘裏切りをすることなく、懸命に精進を重ねて、目標目的達成の喜びを得ましょう。
自分で出来る事、依頼しなければならないこともあります。
私の教えを信じるも信じないも全て自由です。
誰も困りません。困るのはあたな自身です。
今月の教え
二心抱かず、慢心せず
誠心誠意をもって
あせらず、おこたらず
日々精進